アウトドアで知っているとちょっと便利なお話し。OUTDOOR RESORT PRESENT.

炭を用意する場合は廉価品を避けて楢炭を利用すると良いと書いたが量について触れていなかった。
実は用意する炭の量が一番わかりにくい所。売っている炭の外箱に何人分などと書かれたものも在るが、足りた試がない。これだけの炭を持って行けば大丈夫!とはなかなか書けない。
それはどの位の人数でどの位の道具を使ってバーベキューをするか解らないからだ。一般的に国内で作られた楢炭の場合、完全に炭が熾きてから約30分〜60分位は最高火力を維持する。その後も火力は有るが炭が燃えて痩せてくるのでどうしても食材に届く熱量は減る。バーベキューの場合、たいていは焼き始めの30分〜45分で一気に食べ始め、60分を過ぎたころにはかなり落ち着いてくる。そこでこれを見越して炭を用意すると無駄が少なくなる。
ここで思い出してほしい。
皆さんも一度は行ったことがある炭火焼きの焼肉屋。4人席には七輪が一つ、入っている炭も5〜6個位のもんだ。それで十分に焼肉を楽しめる。バーベキューを楽しんでいるグループはかなり無駄に炭を消費している。
炭の量は、一人分の焼き網スペース15Cu位として×人数分の広さに炭が並ぶ量の倍の炭を用意すれば2〜3時間くらいは十分に楽しめる。少ないように思われるが、30分を過ぎた後は焼き網の半分のスペースで十分。炭を少なくした半分のスペースには焼きあがった食材を保温するスペースにする。そして、食材を焼くスペースには速めに、少なめに炭を補充していく、こうする事で無駄な炭を使わずにすむ。これを基本に考えて参加するメンバーの食欲を考えて炭の量を決める。初めて購入する炭の場合は多少無駄になるかも知れないが、5割増し位にした方が良い。
ちなみに、私の薦めるオガ備長炭は1〜1.5時間ほどは最高火力を保ち消えるまでに3〜4時間位かかる。
炭が熾きれば後は食材を焼いて楽しい時間を過ごすだけだが、楽しい時間が終わった後どうするか?脂まみれの焼き網、炭の燃えカス等、始末に困るものはたくさんあるはず。
アウトドアーでの楽しみ方の基本は、来た時よりも帰った後をきれいにすること。それは無理としても楽しんだ形跡が残らないようにしたいもの。
まず、脂まみれの焼き網。これはバーベキューが終わった後炭で焼ききるようにする。
具体的には残った炭の上に直接置く。すると網にこびり付いた脂汚れなどが焦げて炭化し、ちょっとショックを当てえるとぽろぽろと剥がれ落ちる。焼き網を炭の上に移動したら一時間程時間をつぶして待つ。
燃え尽きた炭の処分はどうするか?できれば自宅へ持ち帰って燃えるゴミの日に捨てるようにする。バーベキュー広場のような施設の場合は決められた処理設備がある場合も在るので確認しましょう。炭はもともと自然の木を加工したもの。そのまま土に埋めれば環境破壊は起さないように思われがちですが、問題はその量にあります。一箇所に大量の燃えカスを投棄すればそれは自然破壊につながります。見た目も汚い。もし、景色を気に入って場所を決めたのに周り中が燃えカスばかりだときっとあなたもバーベキューどこじゃなくなると思いますよ。次の自分のために持ち帰りましょう。では、どうやって持ち帰るか?これが問題になります。炭を消すために昔からあるのが消し壷と呼ばれるもの。これは焼き物で出来ている為重いし割れやすく、とてもじゃないが車での移動には向いていません。私はどうしているかと言えば、幸いにもダッジオーブンを持ち歩いているのでダッジオーブンに燃えカスを放り込んで自宅まで持って帰るようにしています。この方法だと蓋を閉めてから一時間ほどで火が消えてダッジオーブンの熱も下がります。ダッジオーブンが無い場合は取り合えず火が完全に消えるのを待ってから鍋など蓋の出来るものに入れて持ち帰ります。特にアルミ製の鍋の場合は完全に火が消えて熱が冷めたのを確認してから鍋に入れてください。アルミ鍋が溶ける可能性があります。
車に積み込む場合熱が冷めたのを確認してください。フロアーマットに鍋の大きさの焦げを作りかねません。
食べ残しの食材などはビニール袋に入れ、空っぽになっているだろうクーラーBOXの中へ入れちゃいましょう!
特に暑い夏場などは効果てきめん、氷で冷やされているので嫌な臭いも防げます。
使い終わった鉄板、焼き網なども袋に入れて持ち帰ってからお手入れを。間違っても近くの川で洗剤つけて洗うのはやめましょうね。
使い方だが、ブロックタイプは3欠片位(次の使用が未定の場合は全部を使いきっても良いように思える)、ジェルタイプはゴルフボールくらいを焚き火台の上に置き、炭をその上に置く。置き方は燃焼に必要な空気が十分補充されるように隙間を作りながら置いてゆく。着火剤に火を付け、炭に火が移ったら着火剤が燃え尽きないうちに団扇などを使って十分に煽って空気を補充する。15〜30分程 煽ってあげれば調理に十分なほど炭が熾きるはずだ。もし前出のチャコスタが在れば、無造作にチャコスタの中に炭を放り込んで火を付けた着火剤の上に置いておくだけで炭を熾す事ができる。一度使うとその簡単さに驚かせられる。チャコスタは大体1000円位から3000円ほどで購入できる。投資して無駄になることは無い。
何より炭熾しの失敗が無くなるメリットは多きい。
(過去に一度だけ失敗したことがある、それは旅行途中で購入した廉価品の炭を使ったときの事、いつものようにセットしていつもの調子で覗き込んだら炭が燃え尽きていました(笑)
何度も書くが食材を焼く場合は完全に炭が熾きてからにする事。どのタイプの炭も同じだが赤い炎が出ている間は焼いてはいけない。炭の炎が消えて炭の表面がきれいなオレンジ色に燃えているときに焼き始めよう。もし、赤い炎が消えずに炭が燃え盛っているようなら、それは完全に炭になりきれていない不良品だとあきらめる。多少の焦げつきと臭いを覚悟して食べるか鉄板があるなら鉄板焼きに調理方法を変更し他方が無難だ。


実際の炭熾しにはチャコスタと着火剤が在ると便利だ、
チャコスタ、ファイアースターターは燃焼効率を考えて設計されたものが多く筒状の物で中に炭を入れ煙突効果を利用して下から火を熾す仕組みになっている。煙突効果を利用するので、ある程度の高さがある方が効果があるように思える。材質については直接炎で加熱される事を考えるとステンレス製を選びたい。鉄板に塗装したものだとどうしても錆が発生するからだ。(使用上は何の問題も無い。気分的な問題だ)最近は持ち運びに便利なフォールディングタイプ(折畳できる)も販売されている、年間を通してバーベキュー、キャンプなどを数回行うのなら一つ持っていると便利な道具だと思う。
着荷剤にはブロックタイプ、ジェルタイプ、ペーパータイプなどがあるが機能的にはあまり違いは無い。ただし、使用感には違いが出る。
ペーパー、ブロックタイプには燃焼中に臭いを発生するものが多い。かなりの刺激臭を発生させる物もあり真っ赤な炎を上げて燃える。ジェルタイプは比較的臭いも無く、煙も出ないが炎が見えにくい。チューブに入っているものがほとんどで使い終わってからゴミも出る。夏の直射日光下に放置しておくと爆発する恐れもある。
ではどのタイプが良いのか?保管に気をつけるのであれば少し高くつくがジェルタイプがお勧め。
ゴミが気になるようなら小さな使いきりタイプにパックされているものも販売されているので探してみてはどうだろう。多少の煙と臭い許せるのであればコストパフォーマンスを考えブロックタイプのものがお勧めだ。ちょっと石油くさいが100円で2〜3回使えるものまである。

良く河原でバーベキューをやっているグループを見掛ける。バーベキューコンロの前で一生懸命団扇で扇いで火を熾そうと頑張っている人の廻りで、まだ火が着かないの?と言わん許りに覗き込まれ、焦って尚、火が熾きない光景を見る事がある。たいていの場合日帰りで行うバーベキュー火が熾きなければ楽しいイベントも台無し。逆にすんなり火を熾しながら食材の下準備なんかしたら、あなたの株は上がる事間違い無しです。ではどうするか?まずは炭の選び方から始まります。
バーベキューに適した炭は昔から有る「なら炭」がお奨め。火付きが良く火力も有り火持ちも良い。次に良いのがオガ炭。木屑を固めて炭にしたもの、これは比較的火付きが良く火力も有り火持ちも良い。備長炭は絶対に選ばないように。焼き鳥屋などで使っている炭ですが火力が有り火持ちも良く灰も少ないと良い事ずくめのようですが火付きがかなり悪く着火剤、バーナーで炙っても着かない事もあります。火持ちも良過ぎて帰る頃になっても火が真っ赤に燃え盛っている程。価格も高いのでバーベキューで使うメリットはありません。
そして、極端に価格の安いものも止めましょう。火付きが悪く、火持ちの悪いものがありまし、中には燃焼中に臭いや有毒なガスを発生させるものもあるようです。せっかく火を熾して安定したところで肉を焼き始めたら炭を追加しなきゃならなくなる。すると炎が出て肉が真っ黒になってしまった。
いやな臭いでせっかくの美味しそうな肉がまずくなったなどの失敗をしないためにも炭選びは慎重に行いましょう。
良い炭を使って食材を焼くと遠赤外線効果で美味しくなるのと同時に炭から立ち上る煙に燻されて香りがよくなるとも言われます。
肉など食材を美味しく焼くには炭の炎がなくなり赤く熾きた頃が焼き頃です。
炭とはちょっと違いますが、チャコールブリケットというものもあります。木炭を粉にして固めたものに着火材に包まれたものもあり便利です。
私が使った感想ですが、火付きは良いですが火持ちは悪いように感じました。木炭を原料にした割には臭いもきつかったので鉄板焼きの燃料にするのには良いかも知れません。(販売しているすべての商品をテストしたわけではありません)